==じゃがいも===

==じゃがいも===
「じゃがいも」って漢字知ってますか。。。そんなの知るわけないじゃないの。そーですよね。漢字辞典にものってないですから。原産地は南アメリカのチチカカ湖の周辺。スペイン人などによってヨーロッパとインドに伝えられたそうです。
日本へは、信長の時代、遠くインドネシアのジャカトラ島からオランダ船に乗ってやってきたのです。!ベンベン!
最初のうちは「ジャカトラいも」と呼ばれていまして、おもに家畜の餌にされていたものですが、江戸時代の大飢饉のときに、その荒地でも育つ生命力がかわれて、晴れて食用としてもちいられはじめたわけです。そんなときお江戸の町民が、「ジャカトラいも」だって、えーーい長たらしくていけねーや、、よし、そんじゃ「じゃがいも」でいこっ、決めた。ってな具合で「じゃがいも」になったとかならないとか・・・
じつはナス科のこのじゃがいも、きれいな薄紫の花をさかせて、パリの貴族のドレスを飾ったりもしていたそうです。今では、ドイツ、ポーランドなどの東欧諸国はもとより、世界中で大量に生産消費されています。
おもな種類には、明治40年に川田龍吉男爵がアメリカより持ち帰った丸い形の「男爵いも」、そして大正5年頃にイギリスから来た長細い、「メークイーン」があります。ビタミンCも豊富なじゃがいも君を皆さんおいしくいただきましょうね。
良いお芋の見分け方は、表面につやと張りがあって、皮の薄いものを選ぶことです。
保存方は、低温貯蔵が好ましいのですが、冷蔵庫にいれておくと乾燥してシワシワになってしまいますから、なるべく低い温度で、光の当たらないところに置いておくのが良いでしょう。芽が出たじゃがいもは食べられないわけではなくて、芽をもいで食べれば大丈夫だそうで
す。

==そら豆===

==そら豆===
塩ゆでしたてのそら豆にビールがあれば、♪何〜も、いらな〜い、わたし〜で〜す〜♪♪ジャカジャンちなみにわたしは薄皮ごと食べる派です。皆さんはどうですか。最近では冷凍された塩ゆでそら豆もありますが、あの面倒なさやむき作業がなくって、嬉しい限りです。
そら豆の原産地は西アジアからアフリカ北部といわれています。その歴史は古く、古代エジプト時代、そしてギリシャ時代の昔から栽培されていました。江戸時代の初めに中国から日本に伝わったそうです。空に向かってさやが付くことから空豆と、また、さやの形が蚕に似ている事か
らは蚕豆とも書きます。旬は4月から6月で主な成分はデンプン、たんぱく質です。またビタミンC・B1・B2、リン等を含んでいます。塩ゆでにしてそのまま、煮物やあえ物、炒めもの、天ぷら、そら豆御飯など色々と利用できます。
おもな産地は鹿児島県、愛媛県、和歌山県、徳島県、福井県、島根県です。

==そら豆とアスパラガスのクリーム煮==

==そら豆とアスパラガスのクリーム煮==
材料
そら豆(皮をむいたもの)250g(さや付は500g)・アスパラ250g・にんにく1/2片・玉葱1/4個・スープカップ2.5杯・生クリームカップ1/2塩・コショウ・小麦粉・サラダ油・パセリ・醤油少々
作り方
下ごしらえ
1.そら豆をさやから取り出して下ゆでして薄皮をむく。
2.アスパラガスを3cmの長さに切る。
3.にんにくを潰し、玉ねぎをみじん切りにする。
4.浅い鍋に油大さじ2とにんにくを入れ、香ばしく炒めてとりだし、玉ねぎを入れてしっとり炒め、次にアスパラの茎、穂先、そら豆と順番に加えてゆき、油がなじむまで炒める。
5.火を弱めて小麦粉大さじ3を振りかけて全体にまぶし、スープを注いでなめらかにのばす。次に塩小さじ1/2・コショウ少々で調味して、弱火でとろりと煮る。
6.仕上げに生クリームを加えて味をみて、隠し味に醤油をおとし、パセリを振る。
ヒント・・・熱いうちにいただきましょう。