==スパゲッティ==

==スパゲッティ==
日本人はとても麺類が好きな民族ではないでしょうか。
一口にパスタと言っても、様々な形や太さのものがあり、それぞれに名前が付けられています。
主なものを挙げてみるとつぎのようになります。
ロングパスタは長さが約25cm、太さは直径0.9mmから直径1.9mmまであり、カッペリーニ・フェデリーニ・スパゲティーニ・スパゲッティ・リングイネ・穴があいたカティーニ、平形のリッチャレッレ・フェットチーネなどがあります。
次に筒状のショートパスタには、カネロニ・キフェリ・リガーテイ・ジュメーリィ・マケロニ・リガーティ・ペンネがあり、中に詰ものをしたフィリングタイプには、アニョロッティ・トルテリーニ・トルテローニ・メッツァルーナ・ラビオリがあります。
又、スープなどに入れる粒状のセメチコリアタイプには、セメチコリア・メローネ・ステリーネ・クォレッティなどがあります。
その他にもエリケ・エスカルゴ・オレキエッテ・カンパニオーレ・コンキリエ・ラザニア・ルオータ・ファルファッレなど本当に多種多彩と言えるでしょう。
形のみならずに色も赤・緑・黒などカラフルで、卵、ほうれん草、唐辛子、ビーツ、トマト、赤ピーマン、赤カブ、サフラン、イカ墨、バジル、松の実などを練り込んだものがあります。
パスタの主成分は複合糖質というものです、この複合糖質は体内ではすばやくエネルギーに変わることからダイエットに効果があると言われています。
元来パスタは、セモリナ(粗挽き)のデュラム小麦と水だけから作られ、のことで、このデュラム・セモリナには、コシが強く形が煮くずれしにくいという特徴があります。パスタが 日本に来たのは明治時代、昭和30年代には一般に普及して来ました。そのころの国産パスタは、いろいろな小麦粉をブレンドして作られていましたが、昭和60年代になって、デュラム・セモリナ100%の国産パスタが一般的になりました。