==レーズン==
干しぶどうとも呼ばれるレーズン。お菓子やパンなどによく利用されていますね。見た目は地味でなんだかゴリラの鼻※※みたいな感じもしますけれども、調べて見るとなかなか凄い存在でした。レーズンをもとに酵母を作って、ふっくらパンまでできるそうですから。
生のぶどうを天日に干すことで作られるレーズンは、その重さは生の状態の時に比べ約1/5になります。これに反比例するように、グラムあたりの栄養価は凝縮されて、成分によっては5倍から20倍にもなるのです。レーズンの甘味成分は、食べた後で体に吸収されやすい果糖やブドウ糖、スポーツの際のエネルギー補給にもぴったり。また、果糖は上白糖よりも甘さが強いためにレーズンは、少ない量で甘味を強く感じることができますので、カロリーセーブにも役立ちますね。その他にもカリウムを豊富に含み、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガンなどのミネラルも含んでいますので、ミネラル不足になりがちな方にもおすすめします。
レーズンの産地としてはやはりアメリカのカリフォルニア州が有名で、乾燥した気候や長い日照時間など適した環境から、世界に流通しているレーズンの半分を生産しています。種なしで黒褐色で一般的な大きさのトンプソン・シードレス、同じく種なしで黒紫色で通小粒なブラック・コーリンス、それから種を抜かれ干される粒が大きくてとても甘いマスカットなどが作られています。その他中国産のグリーン色のグリーンレーズンや、オーストラリアやトルコ産の黄金色で皮が薄いゴールデンレーズンなどがあります。
またぶどうの皮に多く含まれるポリフェノールの一種リスベラトロールはガンや心臓病やアレルギー症状に効果があるそうですから、皮をまるごと食べられるレーズンはその効果にも最適です。そしてレーズンが豊富に含む酒石酸は、腸内で便秘やガンの原因となる有害物質を吸着し、豊富な食物繊維が腸内善玉菌を増やすことで、腸内の活動を正常に保ちます。
==松花堂弁当==
==松花堂弁当==
江戸時代に石清水八幡宮の社僧であった松花堂昭乗が、農家の人々が使っていた農作物の種入れを参考にして作った木箱をいろいろな用途に使っていました。昭和になって、料亭「吉兆」の創始者がそれを弁当箱として懐石料理を盛りつけのが「松花堂弁当」の始まりです。
蓋のある四角い箱の中は十字に仕切られており、ご飯や煮物、焼き物などがそれぞれの味が他に移らないよう考えられています。
##性能解説###
材質・・・合成樹脂製・木製など
サイズ・・主に26cm角位
用途・・・松花堂懐石弁当用など
価格・・・特価980円位から
==レシピ53 ターツァイと湯葉の炒めもの==
==レシピ53 ターツァイと湯葉の炒めもの==
材料
ターツァイ2株・生湯葉100g(乾燥湯葉をもどしたものでも可)・赤ピーマン少々・ショウガ少々・サラダ油大匙2・こんぶだし汁カップ1/4・ごま油小匙1
作り方
1.ターツァイは水洗いした後で、5cmの長さに切ります。
2.生湯葉を食べやすい大きさに切ります。
3.赤ピーマンを薄切りにして、ショウガをみじん切りにします。
4.フライパンにサラダ油を熱してみじん切りにしたショウガを炒めます。次にターツァイ、赤ピーマン、湯葉の順で加えて炒めあわせます。
5.4にこんぶだし汁を加え、塩こしょうで軽く調味して、しんなりしてきたらごま油をいれて軽く混ぜて、火を止めて器に盛りつけます。