==ごぼう==
健康には敏感な現代日本人。「食物繊維」の効用も一般的に認められ、あらゆる分野の食品に食物繊維が添加される世の中です。コーヒーにまで食物繊維を入れられると、何か納得できませんけれども…
でも、人工的に添加物として食物繊維を加えるよりも、自然にお野菜などから取り入れた方がいいと思いませんでしょうか。
そんな時、思い出して欲しいのが『ごぼう』です。西欧型の肉食の食生活が主流になってきている現代日本人にはとてもありがたいお野菜です。水溶性食物繊維のイヌリンや非水溶性食物繊維のヘミセ
ルロースやリグニンなどを豊富に含み、また、カルシウム・鉄・マグネシウム・銅などのミネラル成分も豊富で、ダイエットにも一役かってくれます。消化吸収されずに腸内を通過する食物繊維は、腸の運動を促し、また体内に蓄積しやすい有害物質を吸着して排泄する作用もあり、その結果として腸内を掃除してくれて、大腸ガンの予防や便秘解消に効果があるのです。その他、イヌリンは腎機能を高めることから利尿作用があり、糖尿病の予防にも効果があります。
私自身、実際にごぼうサラダなど食べた翌日にトイレで実感しております。ごぼうの原産地はユーラシア大陸の北部。朝鮮を通って日本に渡ってきました。中国では煎じ薬として解熱・解毒・咳止めの薬に用いられたそうです。
種類は大きく分けて2種類。東日本でよく食べられる細長い「滝野川ごぼう」と、西日本の太くて短い「堀川ごぼう」とがあります。
灰汁の強い野菜なので、切ったらすぐ水にさらして、茹でるときは、米のとぎ汁かぬかを入れて茹でるとよいでしょう。
選ぶときには、まっすぐでひびが入っていないものを、できれば土の付いたものの方が保存には適します。泥つきを新聞紙などで包んで、冷暗所に保管します。旬は11月〜2月ですが、初夏にも柔らかい「夏ごぼう」が出てきます。
==レシピ 78 マッシュルームとコーンの缶詰ピラフ==
==レシピ 78 マッシュルームとコーンの缶詰ピラフ==
材料
バター大匙5・玉葱1/2個・米カップ1と1/2・スープカップ1と1/2・スライスマッシュルームの缶詰1個・コーンの缶詰1個・塩こしょう適宜
作り方
1.米を洗ってざるにあげておきます。
鍋にバター大匙2を溶かして、みじん切りにした玉葱1/2個を炒めて、米カップ1と1/2を加えて米が透き通るまで炒めたら炊飯器に入れて、スープカップ1と1/2を加えて普通に炊く。
2.鍋にバター大匙3を溶かして、そこにスライスマッシュルームとコーンを加えて炒め、塩こしょうで調味したら1の炊いた御飯に混ぜて器に盛り付けます。
==レシピ31 きのこのトマトクリームスパゲッティ==
==レシピ31 きのこのトマトクリームスパゲッティ==
材料
しめじ1パック・バター大匙1・玉葱のみじん切り1/4個・白ワイン大匙2・トマトピューレ大匙2・生クリーム大匙3・スパゲッティ200g・塩少々・胡椒少々・バジル適宜
作り方
1.しめじを食べやすい大きさに分ける。
2.バター大匙1をフライパンに溶かして、玉葱のみじん切りを炒めたら、しめじと白ワインを加えて炒め煮します。
3.そこにトマトピューレを加え、固めに茹でたスパゲッティを加えて絡めます。
4.生クリームを加えて素早く炒めて、塩・胡椒で調味してバジル適宜を散らします。