==糸蒟蒻==
蒟蒻の原料の蒟蒻芋はサトイモ科の植物で、原産地はインドシナ半島と言われています。日本へは縄文時代に入ってやって来たという説があります。
作り方は作る蒟蒻の種類によって違います。こんにゃく芋を薄切りにしたものを乾燥させ、それを細かい粉状にしたものに水を加え、よく練ってから水酸化カルシウム(石灰)を加えて混ぜ合わせて、整形箱に入れてかためた後で煮ると白いこんにゃくになります。整形箱に入れる前にアラメという海藻の粉末を加えて混ぜて色をつけたもの黒こんにゃく。そして、粉の替りにこんにゃく芋をすりおろして作ったものが生芋こんにゃくです。
カルシウムが豊富で、板こんにゃくには40mg、糸こんにゃくには80mgものカルシウムが含まれていて、こんにゃくのカルシウムは胃酸で溶けて吸収率がとても良いそうです。
糸こんにゃくは、板こんにゃくより固めに練ったものを、細い穴から熱湯中に押し出して固まらせた糸状のこんにゃくのことです。白い糸こんにゃくは、白い滝のように見えることから、「しらたき」と呼ばれます。
使う前には石灰の臭みをとるために熱湯でさっと茹でてから使いましょう。
蒟蒻の主成分は水ですが、水分以外に食物繊維の一種のグルコマンナンと呼ばれる多糖類を多く含みます。
グルコマンナンは消化酵素では分解されずに、小腸を通り大腸に送られ、ここで腸内細菌により分解されます。大腸・小腸の繊毛は消化吸収されにくい蒟蒻を吸収しようとし、腸管の繊毛の運動が活発になり、便秘に効果があるということです。このノンカロリーのグルコマンナンは、糖尿病、大腸ガン、肝臓ガンを抑制する効果もあります。
ほかほか秋の売出し商品 陶器のゆたんぽ
さめにくくて優しいぬくもりの陶器の湯たんぽです。
懐かしい感じもいいですね。
==三島手==
==三島手==
三島暦が生まれたのは、今から1200年以上昔の奈良時代のことと思われます。当時の暦は月の満ち欠けをもとに作られる太陰暦で、農業にとってはとても大切なものでした。
江戸時代初期には、徳川幕府によって公式の暦とされ、関東・東海地方に広く使われていたそうです。
安土桃山時代に豊臣秀吉が朝鮮に攻め込んだ際、茶道の趣味のあった秀吉が、日本に連れて来た朝鮮の陶工の作る茶碗の象嵌細工(表面に細かく模様を彫って白い化粧土を刷毛で塗ったもの)の模様が、三島暦に似ているということから、そうした模様を三島手又は三島紋と名付け、専ら茶人の間で広まっていったようです。現在では茶碗のみならず、酒器や皿鉢、花器にコーヒーカップなど、様々な形のものが、全国各地の陶磁器産地で作られるようになりました。
現在、市場に流通している三島手のものには、主な産地として京都の清水焼・美濃焼・万古焼などがあります。
##性能解説###
材質・・・陶器
用途・・・食器・花器など
価格・・・湯呑み300円位〜